普通の辛さ、という基準

仕事の途中に立ち寄った本屋さんで、古本を2冊買う。

日本語が亡びるときー英語の世紀のなかで/水村美苗/筑摩書房
茶話/薄田泣菫/岩波書店

近頃過去に誰かが薦めていた本や、誰かが好んだ本、ちょっとしたエピソードなどが頭をかすめるけれども、それを言っていたのは誰だったか思い出せず、少し考えて思い出すアハ体験が近頃多い。最終思い出すから良いものの、そしてアハ体験だからすっきり感も伴うものの、つまり色んなことを忘れがちになったということ?
薄田泣菫は、確か折口信夫が好んだ人であったと思う。


夜は前職の友人と食事。

笑いの耐えない人である。多分橋が転げても笑う。
私の引っ越しの話になると、引っ越し先の人口が気になるようで調べていて、それが神戸市の50分の1だと言って、笑っていた。
彼女はそういう風に笑っても、全部を愛してる風だからとても良い。